2022年02月03日
食べる時、なくてはならないのが唾液です。
唾液は噛むほどよく出ます。唾液には大きく3つの役割があります。
①入り口の門番
食べ物はすべてが安全なものではありません。病気を引き起こす細菌や発がん性物質、過酸化脂質などが含まれている場合があります。
唾液はこれらの有害なものを減らし体内への侵入を防ぐ効果が期待できます。
②消化・吸収を助ける
唾液と食べ物が混ざり合うと消化を助ける成分が働き、胃の消化・吸収をたすけます。
また、唾液には食べ物を湿らせて飲み込みやすくする働きもあります。
③むし歯予防
食後の口の中は、むし歯菌が活動しやすい酸性になります。唾液は口の中に残っている食べかすなどを洗い流し、酸性から食前の中性に戻す働きがあるため、むし歯予防に役立ちます。