2022年07月12日
糖尿病のひとは、歯周病にかかりやすく重症化しやすい
糖尿病が進行し高血糖状態が続くと、体の中の防御反応が低下して感染症にかかりやすくなります。
現在、成人の約8割が発症している歯周病も、細菌感染を原因とする感染症の一つです。
そのため、糖尿病の人は健康な人と比べ、歯周病にかかる確率が2倍以上高く、重症化しやすいといわれています。
歯周病が悪化すると糖尿病も悪化する
歯周病が進行すると、歯周病菌から出される内毒素が歯肉から血管に入り込み、TNF-αという物質が分泌されます。そして、血管中のTNF-αが増加するとインスリンの働きが低下するため、血糖値が上昇してしまい糖尿病の悪化へとつながります。
定期的なメンテナンスをお勧めしています。