矢野口あんどう歯科

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矢野口あんどう歯科ブログ

ムシ歯のはじまりとだ液の働き

2025年02月26日

むし歯はどうしてできるのでしょうか?

お口の中の歯垢(プラーク)の中にいるむし歯菌が食べ物から栄養をとり糖を分解して酸を作ります。

この酸によって歯の表面からミネラル成分(カルシウム・リン)が溶け出します。

これがむし歯のはじまりです。

歯垢とは食べかすや 歯の垢ではなくネバネバした細菌 の塊です。

歯垢の中にはむし歯菌がいっぱいです。

歯垢の中では、むし歯菌が酸を作って、歯の表面を溶かしはじめています!

酸によって歯の表面からミネラル成分が溶かされること脱灰といいます。

溶かされた歯の成分が元にもどることを再石灰化といいます。

食事をするたびに脱灰と再石灰化が繰り返されています。

だ液には酸を中和する働きや酸によって溶かされたミネラル成分を元にもどす働きがあります。 この働きが溶かされる成分量に追いつかないとムシ歯になってしまうのです。

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世界保健機関 (WHO)が推奨している砂糖の 1 日の摂取量は 25g 程度(ティースプーン約 6 杯分)です。

砂糖の摂取量が多いとムシ歯菌は活性化しムシ歯の原因となる酸を出します。

そのためこの量を越えるとムシ歯が発生しやすくなります。

おやつといえばお菓子を考えがちですが、お菓子には砂糖が多く含まれたものが中心 となり、ムシ歯にかかりやすくなります。おやつの取り方に気を付けましょう。

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