仕上げ磨きが苦手。。。
「仕上げ磨きを嫌がってさせてくれない」というのも、保護者からおおく寄せられる悩みです。
仕上げ磨きを嫌がるという場合、単に息苦しさが理由である事もあります。乳幼児の呼吸回数は成人の2倍で、嚥下回数も成人よりもはるかに多いのです。
子供は、歯ブラシを近付けると自然と息を吸い、歯ブラシが口の中に入ると息を止めたり、鼻呼吸をします。そして、口から出すと嚥下し、息を吐きます。これを利用し、歯ブラシをくちに入れている間、数を数えてみましょう(年齢+2秒が目安です)。こうする事で、術者が子供たちの呼吸をコントロールしてあげる事になるのです。
歯ブラシの出し入れと呼吸指導をつなげる事で、仕上げ磨きを、スキンシップやう蝕予防はもちろんの事、機能の発達にもつなげる事ができます。