不正咬合について
歯並びや噛み合わせが悪い状態のことを「不正咬合」といいます。
噛んだ時に
● 上下の前歯の中心が合っている
● 上下の前歯が前後 2 ~ 3mmで重なる
● すべての歯が接合する
《不正咬合の種類》
①上顎前突
上の前歯、または上顎の骨が前 に突き出た症状です。唇が閉じ にくい た め 、 前 歯 が 乾 燥 し や す く、ムシ歯や歯周病の原因にな ります。
②下顎前突
下の前歯が上の前歯より大きく突 き出た症状です。横顔がしゃくれ て見えるだけでなく、食べ物が噛 みづらく、発音にも影響が出ます。
③交叉咬合
顎が左右どちらかにずれて、一 部分の噛み合わせが上下逆に なっている症状です。強く噛めな くなったり、頭痛や肩こり、顔の 非対称の原因になります。
④鋏状咬合 (はさみじょうこうごう)
別名シザーズバイト。まるでハサミ のように上の奥歯が外側に、下の 奥歯が内側にズレることで、上下 の奥歯がしっかり噛み合わない 症状です。
⑤深い咬み合わせ(過蓋咬合 かがいこうごう)
上の歯が下の歯に覆い被さって い る 症 状 で す 。咬 み づ ら さ や 発 音に影響するだけでなく、歯ぐき を傷付けやすく、歯自体をすり減 らしてしまうこともあります。
⑥前歯が閉じない(開咬 かいこう)
奥歯を噛んでも前歯が噛み合わ ず、上下に隙間ができる症状です。 前歯で物を噛み切ることができ ず、空気が漏れやすいため発音に 影響が出やすくなります。
⑦八重歯・乱杭歯(叢生 そうせい)
歯が重なり合ったりして、歯並び がガタガタになっている症状で す 。歯 ブ ラ シ が 隅 々 ま で 行 き 届 きにくいため、ムシ歯や歯周病の リスクが高くなります。
⑧すきっ歯(空隙歯列 くうげきしれつ)
歯と歯の間にすき間ができてしま う症状です。歯と顎の大きさのバ ランスがとれていない、歯の数が 少ないなどが原因ですが、舌で前 歯を押す癖も関係しています。