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矢野口あんどう歯科ブログ

大切な歯を残すために根管治療は根気よく

2025年05月15日

ムシ歯が進行すると、細菌が歯髄(歯の神経と血管の集まり)を侵し、強烈な痛みと頬の腫れを引き起こします。 そのまま放っておくと、最終的には歯を抜かなければならなくなるため「根管治療」が必要となります。

根管治療とは?

ムシ歯が歯髄まで進行していたり(C3 以上)、歯の根が病気に なった場合に行う治療法です。細菌に感染した歯や

神経を徹底的 に殺菌、除去し、症状が重度な場合は外科的処置も行います。

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歯の根は、人それぞれ形が違い、複雑な構造になっているため、細菌 を完全に取り除くことは非常に困難です。もし細菌を残した状態で詰 め物や被せ物をしてしまうと、根の中で細菌が増殖して後から症状 が悪化するケースもあるため(最悪の場合は抜歯になることも)、根 管治療はじっくり時間をかけて丁寧な処置を行う必要があります。

①根管治療

感染した歯髄やボロボロに なった象牙質、たまった膿など を丁寧に取り除き、清掃と消毒 を繰り返します。

通院 1 ~ 4 回

痛みはこの時点で治まります

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②根管充填

清掃・消毒した歯根管に防腐 剤を詰めて密閉することで、周 囲への感染を防ぎ、歯の機能を 維持させます。

通院 1 回

細菌が侵入しないよう密封します

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③補綴治療

土台になる柱を作って、被せ物 (クラウン)を装着します。

咬み合わせに問題がなければ 治療は終了です。

通院 2 ~ 3 回

被せ物の種類はご相談ください

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④定期検診

根管治療を施した歯がしっかり 機能しているかどうか、再発し ていないかどうか、定期的に確 認します。

通院 3 ヶ月~半年ごとに 1 回

根管治療は処置後が肝心です

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根管治療は、細心の注意と労力、時間が必要となりますが、 大切な歯を残すために根気よく最後まで通院しましょう。

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